雨から足を守る防水ソックス

ライダーにうれしい防水ソックスとは?

防水ソックスというのは、防水加工が施されている靴下のことです。
バイクに乗っていると雨が降ってきて、全身が濡れてしまうことがあります。
上半身や足はカッパでしのげるのですが、足元はどうしても雨に当たってしまいます。

ブーツも防水性があるのですが、長時間乗っているとしみ込んできます。
そこで、その下に防水ソックスを履くことで、皮膚まで濡れるのを防げるのです。
これを目的として防水ソックスは作られています。

素材に防水性の高いものを使っているのですが、多層構造になっていることが多いです。
表面はナイロンなどの吸湿性があり速乾効果をもたせています。
2層目には防水性の高い素材を用いて、内部に水分が浸透しない仕組みです。
この素材には透湿性を持つものが用いられていることが多いです。

そして、肌に直接触れる部分にはソフトで触り心地の良い天然素材を使用しています。
ソフトさと共に、汗を吸い込んでくれる効果もあります。

こうした構造を取ることで、防水ソックスはしっかりと水の侵入を防ぐと同時に、湿気を逃す効果も持っています。
やはり靴の中に履くソックスは、どうしても蒸れやすくなりますので透湿性の高い作りにするのは必須です。
いくら雨を防げるといっても、汗で蒸れてしまっては結局一緒になって不快だからです。

防水ソックスを着用するメリット

防水ソックスを着用するメリットとしては、やはりどんな天候でも濡れを防止できる点が一番でしょう。
長距離ツーリングをしていると、雨に見舞われることもありますが、万全の備えをしていればそのまま走り続けられます。
雨が入ってしまうと風の影響も受けて足元がかなり冷え、足元が冷えると全身の冷えにもつながります。
さらに、ペダル操作が緩慢になってしまうという心配もあります。
安全に走行を続けるためにも、足元は快適な状態を保つことが重要なのです。

水に濡れるシーンでなくても、その高い防寒効果が役に立ちます。
キャンプをしている時に、夜間急に気温が下がり寒い思いをしたことがあるかもしれません。
そんな時に防水ソックスを着用していれば、足元を暖かく保てます。

防水ソックスの履き心地

生地が厚いのでごわごわしたり、締め付けが強いのかなと思うかもしれませんが、実際に履いてみるととても優しい履き心地です。
特にインナー部分に天然素材を使っているという感触の良さが効いていて、フワッと包まれるような心地よさがあります。
普通の靴下よりも厚みがある分、ブーツを履いた時に圧を感じますが、苦しさを覚えることはありません。

蒸れることもないので、特に長時間履いていると快適さに驚くはずです。
雨の日でなくてもブーツの蒸れ対策と冷え対策のために使っても良いと思わせてくれる優れモノです。