御手洗渓谷ツーリング

御手洗渓谷を訪れるツーリングコースについて

御手洗渓谷は紀伊半島、奈良にある自然を満喫できるツーリングスポットです。
御手洗渓谷は、神秘的な自然の景色が有名でハイキングコースを散策するのが一般的です。
木々の色が濃い中、エメラルドグリーンに染まっている渓流は、まさに神秘的な光景で違う世界に入り込んだ気持ちにさせてくれます。
渓谷には大小さまざまな滝があって、ハイキングコースを歩くといくつも見られます。
また、巨岩・奇岩がいたるところにあって、自然が作り出すユニークなデザインに心を打たれるはずです。

どの季節に行ってもこの雄大な自然を楽しめるのも魅力です。
新緑の季節は、爽やかな緑と淵の濃いエメラルドグリーンのハーモニーが見事です。
夏の季節は、濃い木々の緑から漏れてくる日光が渓流に注いで、荘厳な景色を作ってくれます。
そして、秋は何といっても紅葉が素晴らしく、まさに芸術的な景色を求めてたくさんの観光客が訪れます。

近畿エリアの中でもナンバーワンの渓谷とさえ言う人もいるほどで、一度ツーリングで訪れたい場所の一つでしょう。
御手洗渓谷周辺には洞川温泉などのゆっくりと過ごしたり泊まったりできるところもありますし、ルート上にグルメを満喫したり観光に立ち寄ったりできるところもあるので、充実したツーリングとなること間違いなしです。

御手洗渓谷周辺のスポット

御手洗渓谷を目指していくには、国道309号線を行くのが一般的です。
この道路から県道48号線に入っていくことができるのですが、ここを走り抜ける楽しみの一つは、小南トンネルを通ることです。
明治時代に手掘りで作られたトンネルで、細くて暗い中を走っていくのが楽しいものです。
心霊スポットとしても有名なところとされていて、確かに暗くて独特の雰囲気があるのでそれも納得です。
バイクで通り抜けても狭いと感じるほどのトンネルですので、対向車が来たらかなり大変ですから、スピードを落としてゆっくりと抜けましょう。

この道路を抜けると、洞川温泉に着きます。
渓流で獲れる川魚が有名なところで、休憩がてら川魚の串焼きなどを食べていくのがおすすめです。
時期によりますが、紅葉シーズンだと子持ちアユが最高で、丸々と膨らんだお腹にプチプチと心地よい食感を与えてくれる卵がたくさん入っています。
また、アマゴの生き造りも人気があります。
渓流で獲ってすぐにさばけるところだからこそ食べられる一品で、ここまでツーリングしてきた価値がある料理です。

御手洗渓谷は、ハイキングコースに入って散策をするのもいいですし、渓谷沿いの道路をゆっくりと走っていくのもおすすめです。
バイクで抜けていくのであれば、「ナメゴ谷の昇り龍」を見ていきましょう。
紅葉時期にのみ見られるのですが、紅葉した木と常緑樹のコントラストで、尾根にまるで龍が昇っていくような景色が浮かび上がるのです。