志賀草津道路でツーリング

さまざまな風景を楽しめる、日本有数のツーリングスポット

志賀草津道路は長野県と群馬県を通っている道路で、長野県の山内町という町にある渋温泉から群馬県の草津温泉までを結んでいます。
どちらの温泉も日本ならではの自然を楽しみながら湯に浸かることができるため、人気の観光地となっています。
ツーリングだけでなく温泉を目的に志賀草津道路を訪れるライダーも多く、評判の良いスポットです。

志賀草津道路を走っていると、さまざまな風景を見ることができます。
渋峠からは山道が多く、緑溢れる風景が特徴です。
特に初夏などは清々しい空気の中で山の緑を楽しむことができ、他の地域では見られない景色がそこにあります。

さらに麦草峠という峠を走るときにも絶景が広がっており、思わずバイクを停めてしばらく見とれてしまうような大自然が広がっています。
また、途中で火山も見ることができ、普通の山とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

志賀草津道路を通るときには標高が高くなっている場所があり、しばらく走ると標高1,500mを超えます。
さらに渋峠に入る手前では何と日本の国道の中では一番標高が高い、2172mとなっています。

このようにアップダウンのある景色が楽しめるため、志賀草津道路は飽きずに走ることができるでしょう。
ツーリングでどこに行こうか迷っているなら、ぜひ検討してみてください。

志賀草津道路の詳細データを紹介

志賀草津道路の区間距離は、約50kmとなっています。
これは長野県の山内町から草津温泉までの距離のことです。
ツーリングであれば、休日などにふらりと出かけても日帰りで帰ってくることができる距離です。

また、志賀草津道路は通行に料金がかかりません。
これは大きなメリットと言えます。

ツーリングへ出かけるときは、さまざなな料金がかかります。
バイクの燃料費や旅先での食事代や宿泊費がかかりますが、これに道路の通行量もかかるとさらに費用の負担が増えます。
しかし滋賀草津道路なら無料で走ることができるため、こうした心配がありません。

浮いたお金でお土産なども買うことができます。
草津温泉は温泉に浸かるだけでなくお土産などもたくさん販売されているため、旅の思い出に購入したり、誰かに何かを買って行ってあげたりするのも良いでしょう。

冬期の閉鎖期間に注意

滋賀草津道路は魅力が詰まったツーリングスポットですが、11月下旬から4月下旬までは走行することができません。
長野県や草津温泉は冬になるとかなり気温が下がり、雪がたくさん降り積もります。
ときには凍結の恐れもあるため、周辺の道路も走れなくなることも珍しくありません。

バイクは2輪のため、バランスを崩しやすいという注意点があります。
凍結した路面は運転技術の高い人なら上手く走ることができても、初心者には難しい場合があります。
そのため誰もが安全に走行できるよう、冬の間は滋賀草津道路は封鎖されています。

滋賀草津道路は夏から秋にかけてしか走ることができませんが、訪れてみる価値は十分にあるスポットです。
東京や埼玉など、関東エリアからもスムーズにアクセスできるため、気が向いたら走ってみてください。