電子式ロックで愛車を守るイモビライザー

イモビライザーとは

あまり考えたくないのですが、マイカーを盗んでいく不届き者が、いつの時代でもいるものです。
特に性能が良いバイクは中国を初め、アジア諸国で高く売れます。
それゆえ泥ボーたちからは、悲しいかなターゲットにされやすいのです。

マイカーを盗難から守るために開発されたのがイモビライザーです。
自家用車の世界でも自動ロックキーが主流になりつつありますが、バイクにもあります。
自家用車よりもさらに積極的なのは、警報付きである点です。

エンジンキーにマイクロチップが搭載されており、キーを刺すか近づけると自動的に、本体とのID照合を開始します。
照合があえば普通に運転できますが、不一致だった場合は警笛がなり、周囲にも気づかれるという画期的なものです。

早い話が簡単に合い鍵が作れない事になります。
仮に作れたとしても一般的な鍵を作るよりも高額です。
IDを変更する費用もお金が余計にかかりますから、わざわざ損になるような事をする人もいないはずです。

イモビライザーの費用はピンからきりまであり、高性能なものほど高額なので、予算に応じて準備し鍵を無くさないようにするのが賢明です。

価格

イモビライザーは通販でも購入できます。
価格や種類はどうあれすべてに共通している点は、ブザーがなる事です。
感度の良いものだとトラックがそばを通過した時の、わずかな振動や子どもが頻繁に行き来する通りで、少し体が接触しただけでけたたましくなり出します。

ただしこの手のものは、ブザーがただ1つのセキュリティシステムになるので、経費的にはさほど高くありません。
ID照合までしてくれるものだと、さすがに1万円以上になります。

電源をどこから取るかも重要です。
アダプター付きだとさすがに高くなります。
バッテリーから取るなら若干安くなるなど、幅広い価格幅です。

安いものだと1000円程度からでも購入可能ですが、高機能なものだと1万円から2万円台になります。
どこまでの機能を期待するかを、あらかじめ決めておくと、選び安さも違ってくるのではないでしょうか。

地下ごろはスマホ対応のものや、警笛音の調整がきくものなど高機能なものも、流通しているので選択肢は豊富です。

設置方法

一般的にはバイク本体から電源を取るのですが、独自アダプターを持っているものだと、愛車バッテリー容量に併せての切り替えが、自在のものも増えています。
配線作業はほプロの仕事になるので、電気系統に詳しくないと設置が難しいものが多いのが特徴です。
必要に応じて業者に作業依頼してみた方が、良い場合も多々あります。

メーカーによっては新車購入の際に、オプションメニューでイモビライザー設置を、選択できる場合もあります。