岐阜県~合掌造りの村へ

美しい景色を見に行こう

白川郷は日本の中でも景勝地として知られています。
行く道すがら、いい景色を眺めることもできるルートとなるので、バイカーにはオススメです。

下道を行くルートを選ぶと、R41から県道経由でR156、これで北上していきます。
有料道路を利用して素早く現地に行くというのはバイクの旅に向いていません。
ゆっくり、のんびり、ツーリングの醍醐味を感じながら進みましょう。

御母衣湖沿いを進むと気持ちがいい湖が見えてくるルート、ただ、この年は湖の水がほとんどなく、湖底が見えるような状況です。
聞いてみると冬場、雪が少なかったのではないかというお話です。
夏、異常気象ともいうべき猛暑、ゲリラ豪雨など、今までとは違う気候になっていると感じますが、こんなところにも地球温暖化の影響が出てきているのです。

地球温暖化の問題を考えつつ、ダムを過ぎると白川郷が見えてきます。
集落が見える展望台に行く前に、道の駅、白川郷で一休みしました。
道の駅までくねくねした道を通過するので、バイク乗りにとって楽しい道となります。

ちょっと上まで行くとドライブインの展望台があり、そこから見る景色もかなり美しく、白川郷に来たな・・・という感じがします。

越中五箇山に寄ってみよう

ちょっと先まで足を延ばすと越中五箇山があります。
合掌造りの家をここでも見ることができます。
ここでバイクを止めて休憩がてら散策へ、集落を見渡す事の出来る展望コースがあり、行けばしっかり集落を見ることができます。

観光客も多い場所ですが、それほど多くないので見学するならこちらの方がゆったり見ることが出来て、時間をかけたい人にはお勧めです。
夏場はこういう場所であってもやはり暑いので、気温調整できる衣服を持っている方がいいでしょう。

気持よく見学して休憩をとってから境川ダムへ、しかしここも雨量が少なかったのか?冬場の雪が少なかったのか?驚くほど水が少ないという状況です。
バイクで色々なところによりながらツーリングしていると、こうして色々な場所でとまって景色などを見ることができるので、自動車よりもずっと情報量が多いと感じます。
水が少なくなってしまったダム、これから元に戻るのか?と心配しつつ次の場所へ移動します。

白川郷の横を抜けて御母衣ダム湖畔を走る

御母衣ダムの湖畔を走っても夏場はやはり熱いので、水分をしっかり取る事が必要と感じました。
R158を利用し道の駅へ寄ってやまびこロードへ、ここは高原地帯なので若干涼しさを感じます。
そして、最後、阿多岐ダムに到着、ダムの気持ちいい風景を堪能し、帰路に就きます。
ここで雨雲のチェックをしておく方がいいでしょう。

雨雲が多いようなら帰りは早く到着する事を優先し、有料道路へ、雨が来ないようなら、のんびり、無料の下道を走っていきましょう。