転倒からエンジンを守るエンジンスライダー
エンジンはバイクにとって大切な部分
バイクにはさまざまなパーツがありますが、その中でも特に大切な物としてエンジンがあります。
エンジンはバイクが走行するためになくてはならない部分で、故障や異常が発生すると止まってしまいます。
特にバイクは2輪のため、バランスを保って運転する必要があります。
しかし雨の日や場所によってはバイクを無理に傾けてしまうことがあり、車体やエンジンにダメージを与えてしまうことがあります。
こうしたときにあると便利なのが、エンジスライダーというパーツです。
これはエンジンを衝撃から守ってくれるもので、バイクを保護するために役立ってくれます。
特にあまり運転が上手くない場合、転倒のリスクはかなりあります。
また、「自分は大丈夫」と思っていても、思わぬときにバイクを倒してしまうことは誰にでもありえることです。
こうしたときに対策をしていないと、愛車がたった一度のトラブルで動かなくなってしまうこともありえます。
エンジンスライダーは早めに購入し取り付けておくことをおすすめします。
エンジンスライダーの特徴
エンジンスライダーは「ジュラコン樹脂」という特殊な素材を使っているものが多いです。
ジュラコン樹脂は樹脂のひとつの種類で、耐久性が高く摩擦係数が低いという特徴があります。
耐久性が高さは、エンジンをしっかり守ってくれるかどうかに繋がります。
エンジンをカバーしても、そのパーツ自体がすぐに壊れてしまうようでは意味がありません。
ジュラコン樹脂は硬いプラスチックなうえ適度な弾性も持っており、しっかりと衝撃を吸収してくれます。
また、摩擦係数とは、「摩擦がどのくらい生じるか」を示すものです。
これが低いということは、素材がそれだけ滑らかという意味になります。
つまりジュラコン樹脂は、衝撃が加わったときにも摩擦による熱が発生しにくいため、結果としてエンジンの保護に繋がるのです。
エンジンスライダーがどのような物かを知っていても、「なぜ効果的にエンジンを守ってくれるのか」までを理解している人はあまり多くはありません。
仕組みと目的を理解していれば、無駄のない買い物ができるためしっかりと押さえておきましょう。
購入の際にどれくらいの価格がするのか
エンジンスライダーは商品によって価格に差があります。
様々な商品と同じく、高価なスライダーのほうがよりエンジンの保護性能が高い傾向にあります。
だいたいの相場として、エンジンスライダーの価格は1〜3万円ほどです。
なるべく費用を抑えたい場合は1万円台からでも購入できますが、できれば2万円や3万円ほどの商品を選ぶと良いでしょう。
エンジンスライダーはバイクの主役となるパーツではないため、つい後回しにしてしまいがちです。
しかし隠れた大切な物なので、よく考えつつ早めに購入するようにしましょう。