バイクの楽しさとは?
乗ってみて初めてわかるバイクの楽しさ
年々バイクに乗る人の数は減ってきているというふうに言われますが、その反面で休日の高速道路などにはかなりの多くのライダー達がツーリングをしている様子を見かけることができます。
全くバイクに乗ったことのない人からしてみれば、自動車と違って荷物は積めないし、風はもろに受けるし、重量があって運転が大変だしとあまりよいところは見えてこないものです。
ところがそんなデメリットをきちんと理解したあとからであっても、一度バイクの楽しさを知ってしまったあとには一生乗り続けたいと思えるくらいの趣味にまでなってしまったりします。
管理人の周囲にも、それまでバイクになんてまったく興味がなさそうだった人が、友人たちから自動二輪免許取得をそそのかされて教習所を卒業してからというもの、気候が許す限りいつもバイクに乗ってばかりいるようなハマりこみ様になってしまったことがありました。
もっとも一度乗ったことがあってもそんなに好きにはなれなかったというような人も中にはいるかもしれません。
ですが実際に乗ってみてそのバイクとちょっとした波長が合ったときなんかは、一生の趣味にしたいと本当に心から感じることができるものです。
肌で感じる外気こそがバイクの魅力
バイクに対してあまりよいイメージを持っていない人にありがちなのが「風に煽られて危ない」「寒い日が大変そう」というような考えです。
確かにバイクに乗っているときに急に天候がかわり、強風に煽られてしまったときには命の危険を感じてしまうようなこともあったりします。
また雨や雪で体が冷えてしまい、指先がかじかんで運転できにくくなったり、自宅に帰ってから風邪を引いてしまったりというような経験も全くないわけでもないのです。
ですが不思議なことに、そうした経験があったとしてもそれでも次の晴れたときには「今日あたりひとっ走りしてきたいな」と自然に思えてきてしまうのがバイクの不思議な魅力といえるでしょう。
この感覚は不思議なものではありますが、世のライダーの大半がそうしたバイクの愛し方をしているというのも確かです。
仲間が増えるともっと楽しい
バイクで出かけるときの一つの楽しみが、仲間と一緒に出かけるツーリングです。
よく休日のサービスエリアなどでは、たくさんのバイクが駐輪場に並んでいて、その近くでのんびりコーヒーなんかを飲んでいるライダーたちの姿を見かけます。
バイク好きの仲間ができてくると、新しくバイクを購入したときの話で盛り上がったり、メンテナンスやちょっとしたパーツの交換なんかで情報交換ができたりするので、また趣味の幅が大きく広がってきます。
地域にある老舗のバイクショップなどでは、そうした近くに住むバイク好きたちが集まるサークルなども主催されているので、初心者の人などが初めての遠出をしたいというときにチームになってくれたりしてまた便利だったりします。
それとは反対に、バイクのよいところは一人になることができるということでもあります。
仲間と一緒に走るのもいいのですが、たったひとりでお気に入りのバイクにまたがり、風を切ってどこまでも走っていくという快感はまた何にも替えられないものであったりします。
ふらりと出かけるときにも身一つで出かけられるというところもまたバイク特有の腰の軽さというメリットといえるでしょう。