手の汗の不快感を軽減してくれるインナーグローブ
インナーグローブの特徴
真冬にバイクで走行しているときに、特に寒さを感じるのが首元と胸、そして手元です。
防寒性の高い手袋をしていても、冷たい風でどうしても冷えてしまう手元は、インナーグローブでカバーすることができます。
インナーグローブというのは文字通り「手袋のインナー」、つまりバイク用手袋の内側に装着する薄手の手袋のことです。
インナーグローブを装着しているライダーはまだあまり多くありませんが、実際に使用してみると、かなり保温性が高いことが分かります。
雨が降ってきて万が一外側の手袋が濡れても、インナーグローブをしていれば寒い思いをしなくて済むのもインナーグローブの特徴です。
インナーグローブのメリット
インナーグローブのメリットは、走行中に手元を寒さから守るだけではありません。
夏場にインナーグローブをすることによって、手のひらに書く不快な汗を吸収させることができます。
その結果グローブが長持ちしますし、インナーグローブだけをこまめに洗濯していればいいので、グローブを常に清潔な状態に保つことができます。
さらに、ナックルプロテクターが直接肌に当たる不快感を軽減してくれることもインナーグローブのメリットの一つです。
デメリットは、2つのグローブを着脱しなければならないため手間がかかることです。
インナーグローブの選び方
インナーグローブを選ぶ際には、夏場と冬場では異なる素材のものを選ぶことが大切です。
冬場は保温性を重視し、暴風機能に優れた素材のインナーグローブがおすすめです。
例えば「ideal」から発売されている「防風/保温インナーグローブIDI-002」には、冷風をシャットアウトしてくれる防風フィルムが採用されています。
しかも極薄のストレッチジャージなので、バイクの操縦性にこだわるライダーにぴったりです。
インナーグローブには保温性の高い製品を選び、アウターグローブには防風性の高いものを選ぶといった使い方もあります。
インナーグローブにも電熱系の製品がありますので、アウターグローブと上手に組み合わせれば、雪の降る真冬でも暖かく走行することができます。
サイズ的には、手にぴったりフィットするサイズのものがおすすめです。
価格は1,540円で、レディースサイズも揃っています。
春夏に装着するのであれば、同じidealから出ている「IDI-001ネオコットインナーグローブ」もおすすめです。
こちらのインナーグローブは、銅糸を生地に縫い合わせる特殊技術を使用したNEOCOTを素材として使用しており、抗菌・消臭・抗ウイルスなどの効果も期待できます。
最近の繁殖を99%も抑制する高機能インナーグローブなので、真夏のツーリングで汗をかいても手元を清潔に保つことができます。


