神々の集う場所高千穂へ

熊本から宮崎へのルート

南阿蘇と呼ばれるエリアを今回はツーリングしてきました。
熊本に入り、空港からバイクを走らせて最終的なゴールは高千穂に設定していました。

ゴール周辺に関しては念入りに調べてきたのですが、スタート地点の周辺は軽くしか情報を得ていなかったので、実際に現地へ行ってバイクを走らせながら驚きました。
何に驚いたのかといえば景色です。
自分の想像ではもう少し街中を走るようなイメージがありましたが、このエリアは自然が多く、南阿蘇の山々を眺めるという壮大な景色の中をバイクで駆け抜けるようなツーリングが待っていたのです。

村とまでは言いませんが、とにかく自然が多いエリアなのです。
ここを抜けると阿蘇の風景を眺めながら、峠道へと入っていきます。
それは南阿蘇グリーンロードです。

ライダーの聖地とも言われるルート

ここは多くのライダーが好きな場所で、この道を走るためだけに各地からここを訪れる人もいるというほどの場所です。
ここを走るのは初めてでしたが、多くのライダーが集まる理由がわかったような気がします。
ここはアップダウンもあれば、ゆったりとしたカーブからやや角度のきついカーブなどが次々に現れますので、いかにも峠を走っているという感覚を味わうことができる場所なのです。

峠と名前がついていても、実際にばあまり起伏もなく、優しい道になってしまっている場所がいろいろなところにありますが、この場所はライダーの好奇心を裏切らない場所と言えるはずです。
だからこそ、わざわざここを目指して全国から多くの人が集まっているのだと思います。

また、このルートからは阿蘇の自然をおおいに楽しむことができます。
標高が高い位置にありますので、風景を眺めるには最高なんです。
ゆっくりとバイクを走らせて景色を眺めるのもいいのではないでしょうか。

実際、今回の自分はその選択をしましたし、周囲にいたほかのライダーも同じような形で景色を楽しみながら進んでいました。
この場所はこれだけツーリングに適した場所ではありますが、そこまで交通量も多くはないので、このような走り方も可能なのです。
この点でも多くのライダーから評価されているのかもしれません。

その後は宮崎県に入り、天安河原を目指しました。
高千穂は神々の集うエリアとして知られていますが、この天安河原も神の集う場所として知られる有名なスポットです。
この日も多くの観光客が集っていました。

意識したわけではないのですが、やはり神聖な場所だけあって近づくにつれて周囲の空気が異なるようにも感じました。
この場所で石を積み上げると願いが叶うとのことでしたから、今後のツーリングの安全と自分自身の健康を祈っておきました。
おかげで帰り道も問題なく帰ることができたツーリングでした。