関東エリア「高原ツーリング」

夏、涼しい高原をバイクで走る気持ちよさ

夏、現代の日本はとにかく暑い!!猛暑の日々が連続します。
車に乗っていると、渋滞の中スーッとバイクで抜けていく姿をみたり、高速道路を風を浴びつつ走っているバイクを見ると、気持よさそうだなーなんて思うのですが、そんなことはありません。

スクリーン、フェアリングなどの防風効果が高いバイクほど夏は走っていても厚さをいやというほど感じますし、足元はエンジンが熱くなっていますので外気温が上昇すればするほど、地獄の状態となっていきます。

夏場はバイカーだからこそ、涼しいところを走りたいと思うものです。
そんな猛暑の日本でも、涼しいのが高原ルートです。
例えば、鬼怒川から那須塩原、白河を抜けているルートは本当に気持ちがよくライダーにオススメです。

早めに出発、気持よくスタートしよう

週末、夏場はどこも込み合います。
サービスエリアも家族連れやバイカーたちでいっぱいになるので、広いSAでも早めに習合してツーリングに出発する方がいいでしょう。
東北道蓮田SAを出発、東北道宇都宮JCから日光宇都宮道路へ、風がスーッと吹き抜けて走っている時は早朝、気持がいいものです。

早い時間に出発すれば込み合う事もなく、事故のリスクも少なくなります。
国道119号線に入ると杉並木へ、この道が本当に気持ちがいいのです。
杉並木の道というよりもトンネルのように杉の緑が太陽光線を遮ってくれるので、暑さを感じることなく気持よく走行できました。

木々が多いところを走る際、バイクはとにかく気持ちがいいです。
風に乗って届くのは杉並木から出てくるマイナスイオン、完全に空気が違う戸いう事を実感できます。

会津西街道から進むと景色がどんどんよくなる

涼しげな杉並木を超えて会津西街道を北上、鬼怒川右岸に入ります。
右岸は鬼怒川を楽しめる道路なので、左岸の有料を利用される方もいますが、ここは右岸の景色が美しい方向へ、美しい渓谷が広がる鬼怒川沿いを走っていくと鬼怒川温泉旅館街に出ます。

古びた温泉街の雰囲気のよさを感じながら有料道路日塩もみじラインではなく、献堂23号線へ、平家狩人村、湯西川温泉、五十里湖畔に出るコースです。

トンネルが多いといきなり気温が下がってバイクで走るのが気持ちいいです。
橋をいくつも通るルートなので絶景に次ぐ絶景、釣りを楽しむ人たちを眺めつつ、バイクは気持ちよく高原を走ります。
ダムを見ることもできるこのルートは、バイク乗り、夏の旅にオススメのルートです。

有料ではなく景色がいい方向を考えていくと、どの地域も自然とぐねぐね道だけれど無料で通過できる道が多いというのも、こうしたルートの特典なのかもしれません。
夏、ツーリングを楽しむのなら、やっぱりこうした高原ルートが気持ちいいです。