温泉めぐりの房総半島一周

ツーリングで温泉めぐり、房総半島を走ろう

房総半島めぐりは最高のツーリングスポットとしてライダーたちに人気ですが、中でも先端の岬はライダーたちが一度は走りたいという最高のツーリングスポットとして有名です。
温泉めぐりとしても魅力あるこの半島一周の旅、バイクでさっそうと走ってみましょう。

今回は木更津ICから出発、房総半島一周の温泉めぐりの旅です。
バイクで走り疲労した身体に温泉は最高、温泉に入りながら巡るというのもいい旅になります。

富津岬から青堀温泉で温泉に浸かる

朝6時から8時と午後13時から22時まで入浴できるという青堀温泉の温泉宿でまず入浴します。
ミネラル分が多い温泉は黒湯、房総半島はこの黒湯が多い事でも知られています。

湯で身体を暖めて気持ちよくなってから富津岬へ、長さ5キロの砂州でできている子の岬突端に行くと積木細工?と思うようなコンクリートが積み重なっている珍しい展望台があります。
非常に芸術性の高い展望台の前で記念撮影される方も多いようです。

海が見える半島温泉の醍醐味を堪能する

富津岬から東京湾岸を軟化、金谷温泉に向かってここでも入浴、日曜日は休日料金となっていますがそれほど財布に厳しくない金額です。

大浴場、露天風呂とここでも琥珀色に色づいた温泉の湯につかりますが、ここでは最高の景色を堪能しながら湯につかる事が出来ます。
海をみながら温泉に浸かる事が出来るなんて最高の贅沢です。

東京湾フェリーの金谷港を過ぎ、明鐘岬のトンネルを抜けて房総境を走ります。
内房海岸から5キロ内陸に入ると岩婦温泉に到着、国道127号沿いには弁天温泉があります。

内房から外房へ温泉を巡る

館山に到着し館山湾岸の温泉に入ります。
この辺りには様々な温泉宿、旅館があるので、日帰り入浴できる所が多数あります。
ただ時間が15時から・・などと区切られていることもあるので、時間は調べていく方がいいのかもしれません。

人魚の湯温泉の旅館は石造りの湯船となっていて雰囲気がとてもいい温泉です。
塩分が含まれて塩湯、東京湾の出口を眺めつつのんびりと浸かる事が出来ます。

その他館山安房温泉の旅館では内風呂、露天風呂を楽しむことができ、ここでは無色透明の湯を楽しめます。
温泉宿や旅館では、湯上りの食事を楽しむこともできるので、この辺りで食事ということでもいいでしょう。

館山湾岸から房総半島南西端の灯台へ

房総半島南西端、州崎に立つと岬に真白く美しい灯台があります。
この展望台からは東京湾、対岸の三浦半島、富士山、さらには伊豆半島を一望できるという最高の景色を見ることができます。

向きを変えると伊豆大島が遠くに浮かぶ姿も見ることができ、海と半島、島と様々な景色をじっくり見ることができるスポットとなっています。
個の近くではところてんも楽しめるので、是非食べていきたいものです。

ここから房総半島は内房海岸から外房海岸に変わり、右手に見える海が東京湾から太平洋へと変化します。
不労山薬師温泉の宿で温泉へ、内風呂、露天風呂には無味無臭、少し色のついた温泉を堪能できます。

房総半島最南端で灯台や神社を見学

房総半島最南端、野崎崎には岸壁から海を眺めていると、帰ってくる漁船を眺めることができ、日本の漁村の風景をのんびり見学できます。
岬には厳島神社、熊野神社、住吉神社など、海と深い関係のある神社を多く見ることができます。

ここで船ではありませんが交通安全祈願を行い、野島崎灯台へ、三浦半島の観音崎灯台に次いで、建てられた日本初、洋式八灯台の一つです。

全国各地に存在する灯台は2600あまり、その中で2番目に古い歴史を持つ灯台に思いをはせつつカメラに収め房総の海の幸を堪能し宿泊、ゆっくりと温泉に浸かりビールを一杯やりながら房州名物のくじらのたれなどを頂き、最高のバイクの旅の疲れを癒します。