バイク用カーナビ

ナビ技術の発展

今や自動車向けの製品としては標準品と言ってもよいほどになってきている
「カーナビ」ですが、バイク(自動二輪)ではそれほど一般的ではありません。
というのもバイクの場合では車のように車内がきちんと囲まれた状態になっていませんので、
外に駐車する場合では雨ざらしになってしまいます。

きちんと鍵のかかる自動車であっても外付けのカーナビは盗難されやすいものですから、
バイクにつけっぱなしにしておくというのはほとんどとってくださいと言っているようなものです。
また使用シーンを考えても雨の日などには画面が見えにくく、音声もバイクのエンジン音に
かき消されてよく聞き取ることができません。

ですのでバイクでカーナビを取り付けるときには、
きちんとバイク用のものを選んで購入することが大事になります。

ただし現在ではスマホでも無料で同様の機能が付けられるほど
カーナビは技術が発展してきているので、製品を探すことそのものは難しくはありません。
バイク用のカーナビはバイク用品専門店にいけばずらりと多くのメーカーが並んでいるのを
見ることができます。

カーナビメーカー

バイク用のカーナビメーカーとしては、
大手であるHondaやSony、Panasonicといったところをはじめとし、
カーナビでも有名なゴリラやクラリオン、自転車(ロードバイク)用のナビとしても
有名なガーミンなどたくさんあります。

どこのものが一番よいかということは一概に言えませんが、
口コミや値下がり状況を見ながら選ぶようにするとよいでしょう。

カーナビをバイクにつけるときには、本体の他にホールド用の器具を購入する必要があります。
カーナビ専用メーカーのものを購入すると、最初からキットとして取り付けよう器具が入っているので
バイクの形状に合わせて設置をしていくことになります。

スマホをカーナビ代わりに使用するときには
スマホのサイズにあったものを自分で探して設置しなくてはいけなくなります。

かなりDIYに慣れた人ならよいのですが、バイクは高速で移動しながら使用していくことになるので、
中途半端な設置方法では途中で脱落が起こるなど事故の可能性が出てしまいます。
始めて取り付ける場合にはカーナビを購入したところで設置までお願いするか、
もしくは修理工場などに持ち込んで設置してもらうことをおすすめします。

カーナビはホールド部分を残して本体のみを取り外せるようになっているので、
バイクから降りるときには忘れずに本体を取り外すようにしていきましょう。